Tokyo Midnight
「・・・っ・・・はぁ・・・美菜子」

キスの合間に呼ばれた名は、切なくて涙が出そうになった。

でも、何かが違う。

それが何なのか考えたいのに、児嶋さんの指先が容赦なく押し流す。

「・・あん・・・児嶋さ・・・待っ・・・」

何か言おうとしてもキスで封じ込められてしまう。

そのまま親指で蕾を転がされると、私の意志は関係なしに体が震え始めた。

聞こえてくるのは、お互いの吐息と児嶋さんがわざと聞こえるように立てている水音。

いつの間にか、脳の中はそんな疑問よりも快感でいっぱいになる。

真っ白になり始めた世界に無理やり引き込まれる。

「・・・やぁぁ・・・っ・・・」

足の先までピンとなり、体がガクガクと震えてベットに沈む。
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