貴方の愛に捕らわれて

まあ、猛さんのように大きな体だと、沢山食べるんだろうけど、私のお腹にはオムライスだけで十分だ。



沢山食べる猛さんを想像すると、ちょっと笑えた。





しばらくすると、私の目の前に美味しそうなオムライスが置かれた。



猛さんの前には、お酒?らしきものが置かれる。



あれ?もしかして猛さんは晩御飯をもう食べちゃったのかな?




「俺の事は気にするな。冷めないうちに食え」



置かれたグラスを見ていると、そう言ってまた優しく微笑んでくれた。




『ありがとうございます。いただきます』




一口頬張ったオムライスは温かくて、とても美味しかった。



『すごく…美味しいです』



猛さんはお酒を飲みながら、私がオムライスを食べるのをずっと見ていた。



あんまり見つめられるから、恥ずかしさで更に心臓がバクバクしてどうにかなりそうだった。



けど、猛さんが時々見せる微笑みが嬉しくて、気が付けばオムライスを完食していた。



 
< 68 / 507 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop