ヴァンパイアヒューマン−桜−


その頃ミーナは…


『ハァ…ハァ…』


息を切らすミーナの額から汗が流れ落ち、地面を濡らした。


『く…くそっ…』


ミーナの起こした真空波によってバゼルはダメージを受けていたが、剣を杖のようにつきながらよろめき立ち上がった。


『なんというパワーだ…危険過ぎるパワーだ…』


バゼルはよろめきながらミーナに歩み寄った。


『力を使い果たして、立ち上がる力もないか…』


しゃがみ込んで息を切らすミーナを見て、バゼルは告げた。


『なんなんだ貴様は…。ヒューマンのミーナなのか?それともあのサラとかいうヴァンパイアなのか?』


バゼルは戸惑っていた。



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