ヴァンパイアヒューマン−桜−
★悲しきヴァンパイア★


『さて、あたしたちも行こうか』


ミーナはそう言って、ゆっくりと歩き出した。


『なんだかんだでトライバスタンじゃ、ヴィルグロースが攻めて来たおかげでバゼル一味を倒した形だったなぁ…結果オーライなんだけど、結局ヴィルグロースは逃がしてしまったし…』


ラッセルは少し悔しそうだった。


『ジャックもヴィルグロースの手に落ち…ジャック…』


ミーナは悲しそうな表情を見せていた。


そんなミーナの表情を見たクロードが、そっと口を開いた。


『あの剣士…助けられるかも知れない…』


クロードのその言葉に3人は驚いた。


『ど、どいうこと!!?助けられるってホントなの?』


ミーナはクロードに飛び付き尋ねた。



< 313 / 574 >

この作品をシェア

pagetop