傷付いた青春は誰のモノ。~サヨナラバイバイまた五年後~
「何で?何でだよ!」


何で生きて行けねんだよ…


「そう言う運命はなんだ。神様はお前らが好きだったら生きて行けるかもしれないけど。」


神様…そんなの信じねぇよ。


俺は酒を一気に飲んだ。


「「和也!!」」


意識が朦朧になってきた。


「俺は…絶対アイツを…死なせない…から…」


「そうか…」


風人と憂も酒を飲んで倒れた。


「おじさん…アンタ…は一体…ハァハァ…何者だ…」


「わし?わしは…神じゃ。」


それが俺の聞こえた最後の言葉だった。
< 17 / 47 >

この作品をシェア

pagetop