~ The last kiss ~






「…今………」



「美香様」






私は自然と暗闇の中へ進もうとしていたがルーシィさんの呼びかけに足をとめる





「どこへ行く気ですか
お部屋はこちらです」




「アンタどこまで頭悪ぃんだよ」






アイビー君は私に呆れた表情を向けているがルーシィさんは未だ無表情で ある








それはまるでこの暗闇の中にいる人物をしっているかのように… それでいて私をその人物に会わせたくないかのように…






私にはそう受け取れた








「いえ…何でもありません」






これ以上迷惑をかけない為大人しく二人の後ろをついて行った





後ろ髪ひかれる思いだったが…








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