~ The last kiss ~
―…そうして暫く歩いていたら、
「…………?」
微かに足音が後ろの方で聞こえてきた。
誰だろう…
私は不審に思うがそのまま歩き続ける
段々と音がはっきり聞こえ始め…―
―…コツ…コツ…
やはり私の足音以外の音が響いてるようだ
ゴクリと唾を飲み込み一旦立ち止まってみる
―…コツ…。
それに合わせて後ろの足音も止まる…
私が再び歩き出すと…
―…コツ…コツ…
まるで私の後をつけているかの様に誰かが私の後ろを歩いている
何なのッ!?誰がいるの?
心臓が脈を打つのが早くなっていくのを自分でも感じながらその場に立ち止まる…
後ろで響いていた足音も止まる。
私は勇気をふりしぼり下を見ながらゆっくりと振り向き徐々に視線を上げていった…