王様ゲーム~短編集~

委員長の号令で王様ゲームが終わると天宮くんが、こっちに来た。

「栗崎さっきのー」

ダメだ。泣いちゃう。

私は天宮くんの話を全く聞かず。

気がつけば、教室を飛び出していた。

「ハァ……ハァ」

ここにくれば誰もいないと思い。入ったのは図書室。

私は一番後ろの本棚の所へ行くと、そのまま座り込んでしまった。

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