悪魔と恋した3ヶ月



憐ならお父さん達の所へ連れて行ってくれるかもしれない。



あたしは憐の手を握って言った。



俯きながらあたしは呟いた。



「憐…お願いがあるの…。」

「どうした?」

「お父さん達の所へ行きたいの…。」

「………………。」



顔を上げて憐を見つめた。



でも、憐は何も言わない。



「やっぱり…無理だよね。」



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