悪魔と恋した3ヶ月



「憐、ここって…、」



そう言って憐を見上げると、憐は優しく頷いた。



薄暗い廊下。



その向こうに光るドア。



きっとあのドアの向こうにお父さん達がいる…。



あたしは自分の手をギュッと握った。



行こう。



今、お父さん達を仲直りさせるのはあたししかいない。



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