悪魔と恋した3ヶ月



あたしはドアに向かって歩いた。



一歩ずつ、確実に。



近づくにつれ、男女の声が聞こえる。



二人とも苛立った口調で言い合っている。



それを聞いた途端、急に不安になり足が止まった。



すると後ろから頭をポンッと叩かれた。



振り替えると優しい笑みを浮かべた憐。



行ける―…。



今なら行ける―…。



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