浮気症イケメン彼氏2
「え、さ、西藤君⁇」


俺は愛海をベッドに押し倒した。


「さっきからさ、俺、西藤君って呼ばれてる気がするんだけど?」


すげー、気になった。


「え、あ、む、無意識」


「あ、あとさー、こないだメール見て顔を赤くしてたのは、なんでかな?」



愛海にどんどん顔を近づけてみた。
愛海は、真っ赤になっている。
かわいい。



「あ、あれは、透君が、ペットのポチ君の可愛い寝顔を送ってくれたから…」


メアド交換してんのかよ。
なんか、いらっとくるな。



「…キスしてい?」


「え?」


「うん、てか、するね。」



照れてる可愛い愛海を見てたら我慢できなくなった。

愛海にキスしよーとした瞬間



「あー、私の部屋でそーゆーことしてほしくないかなー」



「「葵!」ちゃん!」


「全くもー。
仲直りするためにこの部屋使わせたけど
イチャイチャさせるために貸したんじゃないしー。」


とか言いながらニヤニヤ見てくる。


「くそっ」


まぁ、とりあえず、愛海との誤解も解けたからいっか。


葵のお説教をくらいながらこっそり手を握った。

愛海、好きだから、もう離さねー。


.......end
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