机二つ分の世界は【完】


そんなこと考えていたら


わからないけど

わからないけど

涙が止まらないほど溢れて来た。


その涙を手でぬぐってふと入口をみた。

誰かがいた。


朝日にかかっていてこの席からは

確認できない。
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