私はあいつなんか好きになるワケがない。









「.....瑚奈実?」




ヤツだ...



「白石....あんた...」


「ごめん!パン買ってたら混んでて遅れちゃった」


白石はあっはっはっと自分のうなじの辺りを触って笑う



「もう、私と食べるの、やめたかと思った」


私はお弁当の卵焼きを口に含む



「やめるワケねーし」









すると白石はいきなり私を抱きしめた





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