禁 愛 ~私の気持ち~

ぼーっと突っ立て居る私に

"ほら、上がって!"

と従姉の芳未ちゃんが
手を引っ張ってきた。


"お邪魔します…"

少し緊張気味な私を見て
芳未ちゃんは笑っていた。


リビングに入ると
叔母がいた。

"空未~!久しぶり!何その髪の色~!"

と言いながら爆笑する叔母。
そんな叔母を見て私も少し
緊張の糸が溶けた。
< 7 / 19 >

この作品をシェア

pagetop