Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「それでさっきの話しですが」
「ん?」
「いや、お手伝いさんと秘書じゃないなら…」
ケーキが来た。
美味しそう!
「別に、お手伝いとかいらないし、結婚して秘書辞めたかったら辞めてもいいぞ」
ブハッ!
ケ、ケーキが詰まった。
慌てて水を飲む。
「慌てんな」
「す、すみません」
再び沈黙…
黙々とケーキを食べ…終わり…
「社長」
「ん?」
新しい煙草を取り出して火を点ける。
「社長には、綺麗な彼女さんが大勢いらっしゃるじゃないですか?結婚したかったら、その中から選ばれては」
煙草の煙りを思い切り私に吹っかけ
け、煙い。
私が肺ガンになったら社長のせいだからね。