Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~


――



「起きんな」

朝、目が醒めたようで俺から離れて起きようとする。

仕事がとか言い出すから

「お前、今日も休みな」

驚いてるが絶対無理だ。

どうせ金曜日なんだから来週から出社するようにと言い聞かせる。

「まだ6時だから後30分寝る」

腕を引っ張って抱き寄せる。

だがコイツは眠らず、いや、俺が話すことすら何故か上の空。

心此処にあらずって感じだ。

ほんとに俺に意識を向けないな。

一回試してみるか!


「しゃ、社長 なにしてんですか!」

スエットの中に手を入れて直接背中に触ったら…さすがに気づいたようで俺の手を押さえ、

「信じらんない」

カンカンに怒ってる。

「安眠妨害しといて」

俺が文句を言うと、また離れようとするから抱き寄せ顔を撫でると

「こそばいから止めて」

俺の手が…止まった。

「お前…ほんとに女か?」

「女です」

エラソーに女宣言してるし。

女なら優しく撫でたりすると、その気になるのが普通なのに…コイツには通用しない。

「お前…面白いな」

また意味が分からないのかキョトンとしてるし。

マジ可愛すぎるだろ。

抱き上げて…キスを。

「俺のもんにしていいか?」

「駄目に決まってます」

真っ赤になって…

完全に俺のツボにはまった。

このままいったらやばい!


「朝飯作れ」

少し距離を空けないとマジに襲ってしまいそうだ。

俺…コイツには簡単に手が出せない。

嫌われたくないという思いが俺に制御をかける。

はぁ~

ほんと…ありえねえ!



< 211 / 452 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop