Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「俺もな」
「はい」
「惚れた女を抱くのは初めてだ」
「えっ?」
顔を上げ社長の目と目を合わす。
社長の瞳に私が映ってる。
「フッ それにな」
「は、はい」
「ヴァージンを抱くのも…初めてだ」
へっ?
「だから、もし、お前を傷つけたりしないかとか…恐い思いしないかとか結構不安なんだぞ」
社長が…
なにに対しても自信満々な俺様が…
私と同じように不安なんだ。
「だからな、お前はなにも心配することも、不安がることもない」
「……」
「なっ!」
「き、恭介さ~ん」
社長に抱き着いた。
「なにも焦らなくていいから」
「……」
「お前が思うようにしたらいいから」
「は、はい」
額に口づけて…
「先に入っていいのか?」
「はい。私、ケーキ食べますから」
「はぁ?」
「まだ、残ってるし」
「クッククク…」
抱きしめて笑い出した。
「恭介さんも食べますか?」
「クククク…いや、お前が食え。気持ちが落ち着くなら」
ばれてた。
「じゃあ入って来る」
「はい」
社長がバスルームに。