Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
何か…気まずい。
湯呑みのお茶を見てる。
と、
手が伸びてきて、顔を上げさされた。
「ちゃんと俺を見ろと言ったぅ」
顔が赤くなる。
手を退けて下さい。
「顔が赤いぞ。熱があるんじゃないか?」
顔をしかめてる。
「あ、ありません。す、すみませんが、薬飲まなきゃいけないので」
社長が手を離してくれた。
ほっ!
薬を飲んで
「社長、もうお戻りになる時間です」
1時10分前だ。
「あぁ、じゃあ行くか」
「はい」
個室を出てほっとした。
会社に戻ると仕事が山のように待っている。
没頭するものがあって助かるわ。