ガラスの十字架【短編*完結】


また………


前世の夢をみた。




何でそれが僕の前世だと信じているかというと……


『……ちょうど夢の中の俺と今の俺は同い年なのか。』


年齢を重ねてはっきりわかった。


夢の中の僕と、今の僕


顔も姿も何もかもが…そっくりだからだ。




『……最近は毎晩だなぁ。』


そして、今日の夢の中では……


「蓮」


と呼ばれる僕の携帯の日時は、


1999年12月24日になっている。






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