唯一の愛しいDoll

暖かさ

俺の膝でセナが眠っている

セナの髪は柔らかく触れていて心地良い感触でセナが眠ってからずっと頭を撫でている


普段は誰かが近くにいるだけで苛ついていたがセナが近くにいても苛つかず逆に心が落ち着く
セナが笑うと自然と自分の顔も穏やかになってくる


セナは言葉使いが少し変で
何も無い所で転ぶドシな子だ


普段の俺だったらそんな面倒くさい奴は見てるだけでも苛ついていたが
セナがやると全てが可愛かった

この短時間の間でセナは俺の中でデカい存在になった


俺は多分セナがやる事は全て
許すと思う


そんな事をセナの頭を撫でながら穏やかに考えていた
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