好きとごめんのその先に


「…っ、なんだこれ…!?」



中心のお酒が流れ込んできたのだろう、奏多が少しえずいた。



「ははは、そら見ろ」



その様子を見て忠見さんは勝ち誇ったように笑う。



大人げない……




「…もう。だから言ったのに…、大丈夫?」



さすがにどぎつい洋酒は奏多にはまだ早かったみたい。



忠見さんに一杯食わされたようだ。




「やっぱ俺はこっちの方がいいや…」



自分のチョコに手を伸ばし、口直し。



少し涙目になりながらも強がる奏多に、思わずくすっと笑ってしまいそう。
< 226 / 428 >

この作品をシェア

pagetop