借金百万円
私の兄ちゃん。
――トントン




ノックの音。

私は自分の部屋のドアを開けると…


有り得ない光景。


倒れるかと思った。



「ごめんっ☆えみ、服かして!。」

おいおいおい、

「兄ちゃん、誰?」


「とぼけてんの?僕だよ!えみの兄ちゃんだってば!」

ちょっと待ってよ、

「―――……」


「もう☆冗談は兄ちゃんにはきかないよ!!」


「その…」


「ん?どうした、えみ。」


「その、隣の女誰だってきいてんじゃーー!」



何が、冗談はきかないよ☆だよ!!


こっちのセリフだっつーの!


ある日、兄ちゃんは知らない女の人を家につれてきた。

< 1 / 83 >

この作品をシェア

pagetop