びたーちょこれーと。






でも、霜月に対しての気持ちと言うのは何て言うんだろう。

今まで変わらずうちの傍にあった存在で、手放すのが惜しかった。


つまり、自分の『誰かと付き合っていたい』という欲を満たしたかった、私の我が儘だった。




確かに、小5の頃は純粋に霜月に恋してた。

でも、いつの間にか形を変えて私の中に居座っていた。



4年。

4時うちの中にあった気持ちを、捨てる。



………後悔するんじゃないか。


そんな考えも頭を過ぎる。

でも良いんだ。



もう、曖昧な関係はお互いを傷付け合うだけなのだから。






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