びたーちょこれーと。
睦月の携帯にお母さんから電話が入ったので帰った。
ちゃんと睦月は送った。
家に帰ると8時を過ぎていた。
母さんは何も言わずに夕飯を机に並べた。
俺は家では滅多に喋らないから親とはどこかよそよそしい。
まぁ、親は好きじゃないから良いんだけど。
時々寂しいな、なんて思ってしまう。
挙げ句にはここに睦月がいたら…なんて思って…。
妄想してる自分に吐き気がしてご飯を残した。
早く、捨て去れよ。
俺の中にいる恋心なんて。