びたーちょこれーと。






睦月の携帯にお母さんから電話が入ったので帰った。


ちゃんと睦月は送った。


家に帰ると8時を過ぎていた。
母さんは何も言わずに夕飯を机に並べた。



俺は家では滅多に喋らないから親とはどこかよそよそしい。




まぁ、親は好きじゃないから良いんだけど。


時々寂しいな、なんて思ってしまう。

挙げ句にはここに睦月がいたら…なんて思って…。



妄想してる自分に吐き気がしてご飯を残した。




早く、捨て去れよ。

俺の中にいる恋心なんて。






< 153 / 304 >

この作品をシェア

pagetop