びたーちょこれーと。






そんな二人を見て、俺も思わず声に出して笑った。



あぁ。
きっと、俺はずっと睦月とこうやって笑い合える関係で居れればそれでいいんだな。


あいつが笑ってれば、俺も楽しいから。




俺はカラシータをまだ鈴野とふざけながらやってる睦月を見ながらそう思った。



でも、霜月や師走と仲良さそうに話してる姿を見るとモヤモヤするし、不機嫌になる。



でも、睦月が笑っていればそれでいいんだ。




こうして、一年間は過ぎ、二年生へ進級した。



俺と睦月はクラスがはじとはじに離れた。
俺は霜月と、睦月と師走がクラス一緒になった。



そして、睦月はテニス部から卓球部へ移ったのだった。






< 19 / 304 >

この作品をシェア

pagetop