びたーちょこれーと。






「……水無月に告った
したら普通な顔で冗談でしょ?って言うから本気だって言って…キスした」


「………は?」


思わず声を出したのは卯月だった。



歩きながら広場に着いた。
その瞬間うちは無意識に渡井を蹴り飛ばしていた。



渡井は為されるがままにその場に倒れた。


スカートを履いてることなぞ忘れ、渡井の上に跨がって胸倉を掴んだ。



「あんたさ、漫画じゃないんだよ?
100%相手が好きじゃなきゃしていいことじゃない!!!!」


渡井は涙目で俯いていた。






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