華麗なる偽装結婚
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なっ…!
こいつは何を言い出したんだ?!
「おい、陸……」
「見合いを断るために彼女に婚約者のフリをさせたんだろ?
じゃあ、もういいじゃないか。
俺は会社を譲り受けない、と約束したんだ。
あとはこの場を切り抜けたら彼女の役目は終わるんだろ?」
「終わらない!!
さっきからお前は何を言ってるんだ?!
阿美子とは本当に結婚するんだよ!
おかしな憶測は止めてくれ!」
俺は陸を睨み付けながら言った。
頭に血が昇り、冷静ではいられなかった。
全てを終えた暁に阿美子をよこせ、だと?!