華麗なる偽装結婚

私は振り返り彼女を見た。

「…ああ。明日の…。

と、いう事はあなたは『雪乃ちゃん』ですね?

…あ、失礼致しました、私は社長から名字などは聞きませんので。

……そのメールをお送りしたのは私です。
今頃、ご自宅にお詫びの花キューピッドが届いているはずです。

社長にお花の種類をお聞きしましたら『適当に』とおっしゃいましたので、花屋にそのまま『適当に』と伝えました。

もし、お好きなものでなかったなら申し訳ございません」




< 34 / 252 >

この作品をシェア

pagetop