愛を教えて
シーツに顔を半分隠し、万里子は恥ずかしそうに卓巳の愛をねだった。


「万里子、それは反則だ。可能な限り、できるところまでやりたいと思ってしまう」

「た、卓巳さん!?」


万里子の声に不安の色が浮かぶ。


「嘘だよ。僕は君の騎士《ナイト》だ。君の足元にひれ伏して居られるだけで、幸せなんだから」


そんな卓巳の言葉に万里子はクスクス笑った。


「それも嘘。ダメだと言ってもキスしてくる、悪戯っ子だわ」

「ばれたか……では、君の言葉が本当だと証明しよう」


卓巳は万里子と唇を重ねた。

その唇は、しだいに万里子の身体を下に向かってなぞり始める。


触れ合う部分を伝わり、心地よい快感が互いの中で高まった。

卓巳の唇が万里子の太腿を何度も往復し、彼女の吐息はしだいに濃厚な甘さを放ち始めた。


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