ガルドラ龍神伝―闇龍編―
リゲリオンの言葉を合図に、十人は互いに顔を見合わせ、頷く。


「ああ、もちろん。


私達は元々、そのつもりでここに来たんだから」


リタが皆の代表になって、リゲリオンに返事をした。


それに応じて、リゲリオンは彼女達に頼み事をする。


彼の頼み事。――


それは、姉のメアリーを助けるために、一緒に行動してほしいとのことだった。


「どうだ?」


リゲリオンは、確認するように訪ねた。


「あなたの事情は呑み込めた。


ヨゼフ、ナンシー、まずは私達だけでメアリーを助けよう。


残りの七人は手分けして、キアの居場所を突き止めてくれ」


リタは早速、龍戦士達に指示を出す。


それには、皆が了解した。


こうして、フィブラス王女リタ率いる龍戦士隊ルインは、一時的にリゲリオンと行動することになった。


十人は今、作戦を実行に移そうと、動き始めている。
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