これを運命とするならば
三柴さんの住むマンションは私の最寄り駅の二つ先の駅のすぐそばで、マンション名を聞いてすぐわかるくらい有名なところだった。
30分後、身支度を整えた私は家を出ると近所のスーパーによってスポーツドリンクやレトルトのお粥を買い込み電車に飛び乗る。
電車に揺られながら、こんなはずじゃなかったと思ったのは三柴さんには内緒。
…あ、今から三柴さんの家に行くのか。
そう思ったらさらに緊張してきた。
何となくイメージだけど部屋の中とかすごい片づいてそうだし、おしゃれなパジャマとか着てそうだし。
彼氏でもない人の看病に出かけるというものすごいイベントが発生したせいか、いつもより電車のスピードが遅い気がした。