俺様王子は運命の人。


謝って帰っていった先輩達。

「たくーまゆ、あたしが友達でよかったね。」


本当だよぉおおお!!

織乃がいなかったら殴られてた・・・。



「おっす。」

「あーヒロ!!2年の釘は刺しとけって言ってるでしょ!?」

「は?どうしたんだよ。」

「2年がまゆん所に乗り込んできたんだよ!?」


北山先輩がいきなり怒り始めた。

「はぁ!?ちょっと待て。誰だよ。」

「たぶん、結希って人」

「あいつ、殺す。」



殺す!?・・・ちょ、ありえなくない!?


「ちょ、ちょ!!やめて!?怪我したわけでもないし、織乃が助けてくれたから!!」

「それじゃー俺の気が済まねぇし。」


いやいや、暴力はダメでしょ。



「本当に大丈夫!!退学になったらどうすんの!?」

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