俺様王子は運命の人。
ん?
後ろから手が・・・
ゆっくり振り向くと、
「ぎゃぁぁああああ!?」
「は!?俺は怪物か!」
そしてリンゴジュースのボタンを押す。
リンゴにするんだ・・・。
じゃ、オレンジにしよう!!
「やっぱこの2つで迷ってたんだね。」
織乃は北山先輩が買ったリンゴジュースを持っていた。
「え!?」
「これ、まゆにあげとけって。」
織乃はリンゴジュースをあたしに渡した。
「ヒロ、あたしにもジュース奢ってくんないよ!?」
「へぇ~そうなんだ・・・。」
「まゆだからだよ。」
織乃は満面の笑みで笑っていた。
あたしのため_。