君のための嘘
「夏帆ちゃん?」
ラルフに顔を覗き込まれた夏帆はやっと身体を動かした。
飛びのくように離れた夏帆にラルフは微笑する。
「ごめんね。びっくりしただろう?」
「こ、これくらいなんともないからっ」
夏帆は顔を隠すようにケーキの箱に手を伸ばした。
******
リビングに戻った夏帆の心臓はまだ暴れていた。
安奈ちゃんの目の前にケーキを置いて元の位置に座る夏帆の肩に、ラルフがさりげなく腕を回した。
肩に触れたラルフの腕に夏帆は飛び上りそうになった。
「侑弥? ラルフに夏帆さんのような人が出来るとは思ってもみなかったわよね?」
美由紀は夫の侑弥に笑みを浮かべて言う。
ラルフに顔を覗き込まれた夏帆はやっと身体を動かした。
飛びのくように離れた夏帆にラルフは微笑する。
「ごめんね。びっくりしただろう?」
「こ、これくらいなんともないからっ」
夏帆は顔を隠すようにケーキの箱に手を伸ばした。
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リビングに戻った夏帆の心臓はまだ暴れていた。
安奈ちゃんの目の前にケーキを置いて元の位置に座る夏帆の肩に、ラルフがさりげなく腕を回した。
肩に触れたラルフの腕に夏帆は飛び上りそうになった。
「侑弥? ラルフに夏帆さんのような人が出来るとは思ってもみなかったわよね?」
美由紀は夫の侑弥に笑みを浮かべて言う。