君のための嘘
「髪の毛が光に透けると金色に見えますね」
看護師は夏帆に赤ちゃんを抱かせた。
「ラルフに似ている……」
夏帆は側で立つラルフを嬉しそうに見上げる。
ラルフは夏帆に抱かれた赤ちゃんを茫然と見つめている。
「なんて小さいんだ……」
もみじのような手に自分の人差し指を掴ませようとする。
「この子は……僕たちに奇跡をくれたんだ……」
ラルフは顔を下げると、見上げている夏帆の額にキスを落とす。
そして夏帆の唇に愛しむような啄むキスをした。
看護師がそっと病室を出て行ったのにも2人は気づかなかった。
看護師は夏帆に赤ちゃんを抱かせた。
「ラルフに似ている……」
夏帆は側で立つラルフを嬉しそうに見上げる。
ラルフは夏帆に抱かれた赤ちゃんを茫然と見つめている。
「なんて小さいんだ……」
もみじのような手に自分の人差し指を掴ませようとする。
「この子は……僕たちに奇跡をくれたんだ……」
ラルフは顔を下げると、見上げている夏帆の額にキスを落とす。
そして夏帆の唇に愛しむような啄むキスをした。
看護師がそっと病室を出て行ったのにも2人は気づかなかった。