君の、瞳に。【短編】
えりあしと前髪が長い、黒い髪。
透き通る様な瞳をした、少し茶色いクリクリした目。
今日もありえない程、寒い格好をしていて、フードをかぶって丸まっている。
…うん。やっぱ、あっくんって猫っぽい。
てか多分、普通にあっくんは一般的にかっこいいと思う。
いや、可愛い…というか、綺麗かな?
「ねえ、かえ寒いよ」
──まぁ、不思議少年だけど。
「…何でいつもフードかぶってるの?」
「……フード好きなの」
そうポツリといったあっくんに、また不思議だと思った。
フードかぶってると、あんまり瞳が見れないのになぁ…。
クルリとした瞳。
あっくんはその瞳で、いつも何を見ているのかな。