年下の君にベタ惚れ中【完】
「あ…」



そうだ、あたし結城君に会いに来たわけじゃなかったんだっけ!



そうだよ、あたしお使いでここの近くのスーパーに卵買いに行たんだよ!(笑)



わ、忘れてたー(笑)。




「あ…?」



「あたし、この近くのスーパーで卵買わなきゃ!!」



あたしがそう言うと結城君キョトンとしながらこっちを見た。



「へ、卵?」



「そ、卵!」



「え、俺に会いに来たとかじゃないんですかー?!」



……あはは。



「あ、うん。たまたま結城君がいたってだけだよ?(笑)」



「あ、そう言う事ね(笑)。なんだー、なんか俺忘れ物したのかと思ったー(笑)」



ふふふ。



なんか、楽しいな。



さっきまでの不安が結城君の笑顔で一気に消えていった。



あ、やっぱり結城君ってすごい。




結城君の事がやっぱり好きだと思った瞬間でした。







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