3days with you.



「3日間俺のこと見ててくれてありがとな」

「…大変だったよ」


半径1mもあったあたしたちの距離。


「メガネかけさせて」

「なにそのベタな展開。
自分でかけろ//!」


なのに今は肌と肌が触れ合うくらい近くにいる。


「あ!てめっ!投げんな!」

「ふんっ」


あんなに嫌いだった香水の匂いが今は心地いい。


「そんなことしていいの?」

「はっ?」

「メガネ戻って来たから
お前に何するか分かんないよ?」

「………」



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