会いたい君へ
一時間位して帰ることになった。

やっとこの雰囲気から解放される。
足もしびれて仕方なかった。

帰り際、奥さんが手土産にと箱をあたしに渡した。

「またいらしてね」

「はい。ありがとうございます」

あたしたちは総長サン宅を後にした。

「なんだろこれ?」

「さぁな」

ずっしり重いような…。

「ナナ。さっきお前も聞いただろ。オヤジの話」

「オヤジって…総長さん?」

「あぁ。俺が運転手になるってことはお前も覚悟が必要なんだよ」

覚悟?
意味がよくわからなかった。
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