愛しき人
・・・真人と別れた。別れてしまった・・・・

こんな時、私は愚痴る友達もいない。唯一の大学の友達は卒業後、勉強のためにアメリカに行っている。そんな友達には電話はできない・・・・まして付き合うのを反対していたし・・・・

一人で、自宅に帰ろうとして、歩いていた・・・・・


そんな時、課長の顔が頭に浮かんだ・・・


『かちょう・・・』


気が付けば、課長の携帯に電話をしていた。

・・・・・


「片瀬??どうした??」

『課長・・・』

「どうした?泣いてるのか?」

『泣いてません。』

「その声で泣いてないなんて言うなよ。大丈夫だよ。話してごらん」

『かちょう・・・・』

「どうした・・・今、どこにいる??」

『かちょう・・・』

「ほら、言ってごらん」

『・・・・○×駅の近くです』

「そこにいるんだよ。迎えに行くから・・・」

『かちょう・・・』

「絶対にうごくなよ。いいな。これっ、課長命令!!」

『はい、わかりました・・・』
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