先生に片想い



「だから言いたい事も

ワガママも何でも言えよ」




「うぅー・・・いうー!!

センセーも言ってねー」



彼女になれたという

嬉しさで涙はどんどん出て来る。



「あー・・・我慢できっかなー・・・」



「先生?」



「何でもねーよ・・・。」




「何でも言うんじゃなかったの?」


「大人の事情てヤツ?」




「もー!って、んん!」



あたしの目の前には

先生の顔。



そしてあたしの唇に

先生の唇・・・?




「いいだろ、彼女になったんだし。」



真っ赤な顔のあたしに

冷静に言う先生。




慣れるのはだいぶ先になりそうです。








end




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