流れ星☆彡
「じゃぁ、帰りますか」

美海がさくらに言った。

「あ、ごめん美海。

うち、今日から家が違う

方向なの」

「あっ、そっか。

じゃぁ、高校違うけど

メール、いっぱいしようね」

「うん!!」

さくらは美海と別れ、

新しい家に向かった。

2階建の一軒家。

1人には絶対広すぎる、

そう思いながら家に着くと、

家の前に誰か立っている。

「遅せぇ!!」

そう叫んだのは、

夜斗だった。

「えっ?なんでここにいんの?」

「なんでって、俺もここに住むんだよ」

さくらは、嘘だと思った。

いや、嘘でいてほしかった。

「今なんて…?」

「俺もここに住むの!!」

「えぇぇぇぇ!!嘘っ!!」

「嘘じゃねぇ!!

てか家に入ろうぜ!!

1時間も待ってたんだ!!」

-------私たちの運命は
       少しずつ姿を見せ始めていた…。-------
< 7 / 9 >

この作品をシェア

pagetop