Beautiful Butterfly
「水族館!」


「……えっ?」


「水族館、行かない?」


「……水族館?」


「そう!雨でも関係ないじゃない!ね?行こうよ!」


花音はまるで子供みたいに飛び跳ねて

その無邪気な様子が愛らしくて


僕はついつい、手に持っていた本を閉じ、「そうだね、行こうか」と頷いた。

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