365日と、2日




「おはよ~!」


あさから愛菜の大きな声が響き渡る。


「朝から元気だね!おはよ!」


そういうと、愛菜がにんまりと笑い、
私の目の前の机に腰掛けた。


「今日さ~早希のこと拉致ってい~?」

!?拉致る....
内容の読み込めない私に気づいたのか
愛菜はあきれたような顔で近づいてきた。


「早希に是非とも紹介したい人がいるの!」


..!?紹介!?

男の人?いや、ヤンキー?、ギャル?

どんどん青ざめていく。


「怪しい人じゃないから!うちの友達!」


愛菜の友達ってので少し安堵したが、
頭に浮かぶのはギャルの集団。。


いつものようにだるい授業が終わり、

愛菜について行く。


ちょっと振り回されているような気が...


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