365日と、2日
茶髪の長髪に、
カラフルなTシャツ。
黒く焼かれた肌に耳に光る5つのピアス。
その外見に唖然としてると、
「この子が愛菜が言ってた子?結構かわいーじゃん!」
そうすると愛菜が私に変わって自己紹介をした。
「そうそう!早希!今原早希~同クラ!」
簡単に会話を交わすといきなりその男が
頭をなでてきた。
「おれ太一!太い一ってかいてたいちな!早希にゃんってよぶから♪」
「さっ早希..にゃん...」
軽い。。軽すぎる。。
「きもい~早希ってよんだげて!」
愛菜のフォローが入り私は早希と呼ばれることになった。
部屋に案内され、入ってみると
美男美女だらけ。
5~6人いる
飲み干したと思われるお酒やチューハイの缶がいくつか
床に転がっている。
でも次第にその缶が少なくなっていく。
目線をすこしずらすと、
暗めの茶髪で清楚なイメージの男がその缶を
ゴミ袋へ入れていく。
「みんな~この子が早希!仲良くしてあげてね♪」
愛菜の声で我に返る。
するとさっき缶を拾っていた男が口を開いた。
「俺ここのいえの主。今原純。よろしく」
え!?嘘でしょ!?
「え!早希と同じ名字だったっけ!?」
愛菜がさきに気がついたようだ。