小さく儚い命

その1日はずっと、ずっと泣いていた。

ご飯も食べず、ただ冷たくなったイヴの死骸の前で泣いていた。

いつでも出掛けて帰ってきた後、嬉しそうに尻尾を振って私を待っていてくれた。

どんなに夜遅くなっても待っていてくれたイヴ。

人なつっこい、誰にでも好かれそうな犬だった。

大好きだったイヴ。

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