過去の柵
中学時代
特に何かあるわけじゃないけど平和で村民同士、仲良しの村があった。

足りないものをみんなで分け合い、お祭り事は参加しないわけがない。

そんな村には一つの言い伝えがあった。


“自殺をした者やこの村で殺された者は恨みを先の子孫にまでやる”


ということだった。

また、子供のうちの自殺や他殺は恨みが大きく関係した人は全員呪われるとか…。


でもそれが本当かどうかはわかってはいない。

そんな時代だった。

またそのことを先々代の曾祖父様は信じてなかったらしく、馬鹿らしいと思ってたんですって。

でも、この曾祖父様達がしたことが元凶で、おばあちゃん達は恐怖に陥れられたんだって。

可哀相な話しだよ。
< 1 / 6 >

この作品をシェア

pagetop