【短】SECRET※DIARY

4月10日

4月10日、曇り。




あたしは決めた。




彼は悪くないんだから、瑛子と話をつけなくちゃ。




だから瑛子に電話して言ってやった。




彼を解放しろ、と。




電話をすぐに切ってあたしの話を聞こうとしないから、何度も何度もかけた。




彼のためだと思ったら、こんな手間は何ともない。




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