転校生くんと私。
「大丈夫。とって食ったりしねーよ。」
そう言ってしゅんは僕のおでこをコツンと叩いた。
「そんなに怯えた顔すんな?」
しゅんが優しく僕の頭を撫でる。
「ーっ//」
もしかしたら僕は人に頭を撫でられるのは初めてかもしれない。
なんだかくすぐったい。
「やべ」
「え?」
しゅんが顔を手で隠した。
「どうしたの?」
「なんでもないです。帰ります。」
「えっ!?」
そう言ってしゅんは帰って行った。